若いうちに読んでおこう!20代で読んで良かった本7選!

読書

本日は筆者が20代で読んで良かったと思う本を紹介していきます。

20代は「人生の中でも最も貴重な10年」と言われるくらい大切な時期です。この時期に得た経験や知識はこれからの人生のベースになっていくでしょう。

本は最高の自己投資のひとつです。普段、本を読む方も読まない方もぜひチャレンジしてみてください。今回は筆者が読んだ本の中でも特に印象に残っている本7冊を紹介していきます。

20代で読んで良かった本7選

嫌われる勇気

あなたの目には世界が複雑怪奇な混沌として映っている。しかし、あなた自身が変われば世界はシンプルな姿を取り戻します。問題は世界がどうあるかではなく、あなたがどうあるか、なのです。

岸見一郎、古賀史健「嫌われる勇気」

数年前にベストセラーとなったアドラー心理学をテーマとした一冊です。アドラーはフロイト、ユングと並び心理学の三大巨塔の一人と言われてます。

タイトルだけ見ると「人に嫌われても我が道を進め」的な内容を想像してしまいますが、内容は全然違います。読み終えると世界の景色が違って見える一冊。自己啓発本が苦手な方も対話形式になっているので手に取りやすい一冊かと思います。

氷川清話

人には余裕といふものが無くては、とても大事は出来ないヨ。

江藤淳・松浦玲編「氷川清和」

明治維新の立役者で知られる勝海舟の談話集です。歴史が好きでない人ではないと、なかなか勝海舟について詳しく知っている人はいないのでしょうか。

そんな勝海舟の談話集をまとめたのがこの氷川清話です。勝さんは非常にものをハッキリ話される方だったようで時勢や人物評について豪快に語っていきます。

今の時代でも色褪せぬその価値観は現代人も学ぶべきところが数多くあります。まさに時代を超える一冊。ぜひ試してみてください。

深夜特急

ほんのちょっぴりだけ本音を吐けば、人のためにもならず、学問の進歩に役立つわけでもなく、真実をきわめることもなく、記録を作るためのものでもなく、血湧き肉躍る冒険大活劇でもなく、まるで何の意味もなく、だれにでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはそうしないことを、やりたかったのだ。

沢木幸太郎「深夜特急1香港・マカオ」より引用

沢木耕太郎さんのエッセイで、当時26歳だった沢木さんがバスでユーラシア大陸を横断する旅行記で、全6巻構成となっています。たかが旅行記と侮ることなかれ、あなたも読み始めたらとまらなくなるはずです。

当時の沢木さんの生々しい感情は、きっと誰もが心に秘めた思いを代弁してくれています。中毒性が高くカルト的な人気を誇る一冊。ぜひ試してみてください。

ピーターの法則

階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。

ローレンス・J・ピーター「ピーターの法則」

ビジネス書の中でも異彩を放っており「奇書」とまで呼ばれた一冊です。なぜ世の中にはこれほど無能の人が溢れているかろいうテーマを筆者が階層社会学を用いて暴き出していきます。

「出世は必ずしも成功ではない」、「自己啓発はときにマイナスの効果をもたらす」という常識では考えられない主張がなされる劇薬的な一冊です。取り扱いにはご注意ください。

ウォール街のランダム・ウォーカー

ランダム・ウォークというのは、「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測するのは不可能である」ということを意味する言葉である。

バートン・マルキール「ウォール街のランダム・ウォーカー」

以前、当ブログでも紹介している投資の名著です。「老後2,000万円問題」以降、投資に興味を持つ方も増え一種の投資ブームが起きています。

しかし、投資は正しい知識がないとリターンを得ることは非常に難しい分野です。投資のエッセンスを学べる本書を読んでぜひ自身の投資スタイルを見つけていってください。

専門用語も多くやや難易度は高めですが、下記記事でも解説していますのでお時間ある方はぜひこちらの記事も読んでいってください。

男の作法

てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ。

池波正太郎「男の作法」

「鬼平犯科帳」で知られる池波正太郎先生のエッセイです。豊富な人生経験を持つ池波先生が人生、仕事、人間関係など各種テーマについて書いています。

時代を超えた”カッコよさ”を学ぶことができる、筆者もバイブルにしている一冊です。これを読めばカッコイイ大人に近づけるかも?

ぼくたちに、もうモノは必要ない

自分の価値は自分が持っているモノの合計ではない。モノは自分をほんのわずかの間しか幸せにしてくれない。必要以上のモノはエネルギーも時間も、すべてを自分から奪っていく。そんなことを感じ始めているのがミニマリストたちなのだ。

佐々木典士「ぼくたちに、もうモノは必要ない」

ミニマリストブームの火付け役となった一冊です。汚部屋出身の作者がミニマリストになり感じたことや、方つげの方法などを紹介してくれています。

ミニマリストというとモノを捨てまくる人のようなイメージを持たれがちですが、この本を読むとミニマリストの定義がきっと変わります。

大量のモノや情報に囲まれた現代人すべてに読んでもらいたい一冊です。

まとめ

いかがだったでしょうか。本日は筆者の独断と偏見で20代で読みたい本7冊を紹介してきました。本当はもっと紹介したい本があったのですが、かなり厳選したつもりです。

良書とはなるべく若いうちに出会っておくべきだと思います。繰り返し読んでぜひ血肉にしていってください。もし当記事を読んでくれた方でオススメの本とかあればコメント頂けると嬉しいです。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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